久しぶりの「蕎麦屋のうんちく」です。
今回は蕎麦屋にとって切っても切れない
お酒についてです。
うちの店ではアルコールはビール、冷酒、燗酒
焼酎、ワイン、リキュールとおいていますが
ビールを除いて考えると日本酒とワインが
ほとんど注文数を二分します。
ですので日本酒とワインについて
うんちくを述べたいと思います。
以前は燗酒1種、冷酒3種を固定でおいていましたが
ストックを切らさないようにそれぞれに1~2本ずつ
もっていました。そうなると随時8~10本はもっていること
になります。でも御客様の目に触れるのは4種・・・。
なんか、それってお客様目線になってる・・・?という疑問が・・・。
それで売り切れ御免で、ストックを持たないようにして
冷酒を8種に増やしました。しかも固定ではなく
無くなれば違う酒にどんどん変えていく。
そうすれば、お客様も来られる度に違うお酒を楽しめる。
ああ、なんて客目線!!
いやいや 実は一番楽しいのは、いろんなお酒を
次々に飲める自分だったりして・・・。
しかし実は以前は日本酒を全然飲めなかったんです。
というより、あまり美味しいと思っていなかったというのが
正直なところでした。
ある時、福岡の天ぷらが有名な蕎麦屋さんに行ったんですが
メニューに1合2,000円の冷酒が!!
なんて高価な!!しかしその時すでに蕎麦屋での修行を
始めていた身。そんなに高いなら美味いに違いない・・・。
2,000円は痛かったですがとにかく色んな事を勉強したい
という気持ちから頼んで見る事に。
まぁああ美味い!!いままで飲んでたお酒はなんだったんだろう?
っていうくらいの衝撃でした・・・。今考えると、日本酒をあまり飲みなれて
いなかったので凄く飲みやすかった、純米大吟醸だったんじゃないか?
と思うのですが、とにかく水のようにするすると、でも弱すぎず
でも強すぎず。絶妙のバランス。
それからです。日本酒が美味しいと思い始めたのは。
たぶんそれまでは本当に美味しいお酒を飲んでいなかったのかも
しれません。もちろん値段が高ければ美味しいとは思いませんし
リーズナブルでも美味しいお酒はいっぱいありますよね。
うちは蕎麦屋なので最後の蕎麦が一番美味しくなるように
考えています。だから料理も味は少し控えめ。
塩分、香辛料など最後の蕎麦の味を邪魔しないよう
気をつけています。だから日本酒選びも、そのような
料理に合ったものを選んでいます。
基本は食中酒。あくまで食事を楽しんでもらうための
お酒なので、それだけで美味しいものは少し強すぎる・・・。
取引をしている酒屋さんが凄く熱心にバックアップしてくれるので
安心して御客様にお出しできます。
担当の方に現在のラインナップを伝えて、じゃあバランスを
考えて少し旨味ののったものにしようとか、産地が偏らないように
しようとか・・・。そして入荷したお酒には必ず説明をつけてもらう。
それを必ずメニューに挟んでいます。お客様が選ばれる時に
少しでもわかりやすいように。
最近は震災のこともあって、少しでも応援できればと
東北のお酒は切らさないようにしています。
この間、宮城の「伯楽星」の杜氏さんがわざわざ挨拶に来られ
ました。僕らが応援しているので、そのお礼にということで。
その熱い思いにこちらもまたさらに応援していこうという
気持ちになりました。頑張って!!!!!
今は「ひやおろし」を中心に入れていますが、また新酒の
時期にはフレッシュなものを。一年中楽しいです。
次回はワインについて、うんちくしたいと思います。
現在の冷酒のラインナップです。
1合 グラス
・くどき上手 ばくれん 超辛口吟醸 山形・・・・・・・・・・・・・・・・・800円・・・550円
・独楽蔵 無農薬山田錦六十 特別純米ひやおろし 福岡・・・・・850円・・・550円
・貴 特別純米ひやおろし 山口・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・800円・・・550円
・御湖鶴 超辛口純米 長野・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・800円・・・550円
・黒龍 純米吟醸 三十八号 福井・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1200円・・・800円
・石鎚 袋絞りしずく酒純米吟醸 愛媛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1100円・・・750円
・東一 山田錦純米酒 ひやおろし 夏越熟成酒 佐賀・・・・・・・・750円・・・500円
・伯楽星 純米吟醸 宮城 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・900円・・・600円
*メニューは随時入替わりますのでお楽しみに。